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PSR (株価売上倍率)

株価を利益ベースで計算するときに利用される指標を「PSR」と呼びます。

PSR = 株価 ÷ 1株あたりの売上

アメリカではPSRが1倍をきっていると安いと言われるそうですが、日本ではPSRが0.5倍をきっている企業がゴロゴロしています。ただし、日本の企業はアメリカの企業に比べて「利益率が低い」という原因もあります。

また、薄利多売の企業は他企業に比べてPSRが低くなるので気をつけてください。

PSRは最もリターンが高い指標?

ウォール街で勝つ法則 数量・財務分析の権威であるジェームズ・P・オショーネシーが、過去45年間のアメリカの株式パフォーマンスデータを使って、長期的な視点から株式戦略を検証した本です。

「グレアムの古典的名著以来」「ウォール街の株式運用者の教科書的存在となっている本」と言う宣伝文句の通り、非常に役立つ投資ガイドです。

さて、なぜこの本を紹介したのか?と言いますと、この本の中では「低PER」よりも「低PBR」よりも、「低PSR」の銘柄を買い続けることが、最もパフォーマンスの高い投資方法だと説明しているからです。

ただし、日本では低PSR銘柄の有効性は高くないという研究結果が出ています。それでもブッチャは「PSR」の重要度は高いと考えています。

売上は利益の源泉

売上は利益の源泉です。売上が大きければ大きいほど、コスト削減などで大きな利益を生み出すことができるのです。

また、利益ではなく売上を見ることで、「目的のための意図的な赤字経営を続けている企業」の株価を適切に判断することが可能です。

例えば、アメリカの「Amazon.com」は利益を出せる状態にも関わらず、ユーザー数増加を最優先として、経理上は赤字経営を続けていました。日本の「スカパー」などは、ある一定の契約者数ラインを超えれば利益が出る仕組みのため、赤字だからといって見込みがない企業ではありません。

ワンポイント

賢明な読者の皆さんなら既に分かっていると思いますが、「PSR=株価÷1株あたりの売上」ということは、「PSR=時価総額÷売上」でも同じ結果が出るというワケです。

時価総額 = 株価 × 発行済株式数
売上 = 1株あたりの売上 × 発行済株式数

さらに余談ですが、「PSR 0.2倍」の企業の株式を2000万円分買えば、あなたは年商1億円の企業のオーナーです。凄いと思いませんか?

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